どこまでが違法!? 悪質な取立ての知識
2007/04/05(木)
ニュースをチェックしている方はご存じかもしれませんが、準大手キャッシングの三和ファイナンスが違法な取立てによって業務停止の処分を受けました。今回は会社全体で取立てマニュアルを作成するなど悪質だったため、去年のアイフルや三洋信販よりも長期の業務停止になっています。
業界トップ10前後の準大手が違法な取立てをしていたのは、私たちユーザーにとってもショッキングな出来事と言えます。これからグレーゾーン金利が廃止される2009年までには似たようなケースが出てくると予想されるので、今回はどんな取立てが違法なのかを簡単に紹介したいと思います。
代表的なポイントでは、
・夜9時~朝8時までの時間帯に電話やFAX、訪問をする。
・債務者に向かって脅迫的な言動をとる。
・張り紙などで、借金していることを周囲に知らせる。
・「他社から借りてでも返せ」と要求する。
・債務者の家族や知人に「本人の代わりに返せ」と要求する。
・債務整理の手続き中に、返済を迫る。
といった行為が違法な取立てにあたり、発覚すれば処分の対象になります。
ちなみに今回の三和ファイナンスの件では、「家族に返済を要求した」「子供の通っている学校名を聞き出そうとした」「債務者本人を車に乗せ、親族の家にまで押しかけた」等がおもな処分理由になっているようです。
もちろん借りたお金は責任を持って返すのが私たちキャッシング利用者の義務ですが、どうしても事情があって予定通りに返済できないケースもあるでしょう。こうした悪質な取立てを受けた場合は、しっかり金融庁や都道府県ごとの貸金業協会に苦情を申立てるようにして下さい。
なお、安心して利用できるキャッシング店舗を選ぶには「コンプライアンス(法令順守)」が最近のキーワードになりつつあります。
大手の中でも武富士はモラル向上に会社全体で取り組んでおり、すでに1700人近い社員が「コンプライアンス・オフィサー」の資格を取っています。さらに全社員を対象にして研修が行なわれる等、さすが業界最大手といえる取り組み方で好感が持てます。
こうしたサービスを選んでおけば、普段から安心してキャッシングを使っていくことが出来るでしょう。