同じキャッシング店舗なのに金利が違う!?

2006/11/18(土)

普通のキャッシングサービスでは、同じ会社で同じ金額の融資を受けたい場合、金利はほぼ同一になっています。あまり大きく差を付けるとユーザーが混乱しますし、お互いに不公平感が出てきてしまうからです。

それでも中には、同じ会社が運営しているにも関わらず、明らかにハッキリ違った金利帯を打ち出しているサービスがあります。

こうした違いの背景を知っておくことはキャッシングをより理解するのに役立つので、例を挙げて解説します。

たとえば大手の武富士はつい先日、新しく3つの融資プランをスタートさせ、現在は合計4つのプランが使われています。

すでに武富士でキャッシング履歴が数年間あるユーザーには、100万円まで金利21.535%のロイヤルプランと、金利9.125%のゴールドローンが用意されています。どちらも対象ユーザーや限度額は同じなのですが、年収等の審査結果によって通常金利になるか、低金利になるかを分けているのです。

そして新規申込み者には、100万円まで18.0%のドリームプランと、50万円まで27.375%の通常プランがあります。これも同じく、店頭での審査結果によってどちらのプランになるかが決められます。

確かに、金利帯をいくつも作ってしまうとユーザーが少なからず混乱してしまうのは避けられません。しかしその一方で、「激甘審査を求める一般ユーザー」と「年収が高いので低金利ローンを使いたいユーザー」の両方が幅広く融資を受けられるといったメリットがあるのです。

また、IT系キャッシングのGMOネットカードは50万円まで18.0~29.2%の金利なのに、同じ会社が運営する女性向けブランドのベティ・ローンになると、50万円まで25.55~29.2%の金利に変わっています。

この場合も武富士と考え方は同じで、審査基準で不利な点が多い女性ユーザーの金利をややアップする代わりに、審査を通りやすくして幅広く融資しようという狙いがあるのです。

一見すると同じ会社が違った金利で融資することは不合理に見えますが、こうした目的があることは知っておくと役立つでしょう。申し込みたいサービスに複数の金利帯があった場合、「なぜわざわざ複数の金利があるのか?」を考えることは、自分にあったプランを見つけるためにも重要なことなのです。

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