JCBグループの複雑な親子関係を理解しよう!

2006/10/27(金)

ここ数年間、大手や中小の消費者金融に対して、グレーゾーンを超えた金利(20%以上)の利息分を払い戻すよう請求する裁判、いわゆる過払い請求の裁判が全国あちこちで起こされています。

こういった負担が大きいため中堅~小規模な店舗は将来的に経営が危ないと感じ、金融大手のグループに入ってブランドを存続させようと必死になっています。

その結果、いくつかのキャッシングブランドは名称こそ違うのものの、同じ会社グループに入っているという複雑な現象が起こっているのです。

たとえば、中堅キャッシングのクレディアは、昨年末からクレジットカード大手のJCBグループから出資を受け、JCBグループの一員となりました。

クレディアはもともと、伊藤忠などと共同で出資して激甘審査のネット系カードローン・プリーバを運営していることもあり、「JCB-クレディア-プリーバ」という流れの親子関係が出来ています。

この関係をカードローンの名称と融資条件で並べれば

JCBファーストローンプラス(300万円、8.0~17.8%)
・クレディア(200万円、7.5~18.72%)
・プリーバ(300万円、9.7~23.0%)

といった順になり、すべてのJCBグループは高額融資、低金利カードローンになっていることが一目でわかるでしょう。

審査基準の甘さでいえば並び順が逆になり、一番の親会社であるJCBファーストローンプラスよりも、クレディアのほうが少し柔軟で、さらにクレディア子会社のプリーバはもっとも激甘審査になっています。

何よりも融資条件の良さを重視するならファーストローンプラス、逆に条件はそこそこで激甘審査を目指すならプリーバを、その中間でバランス派のサービスを選ぶならクレディアといった形で、ユーザーの目的にあわせたサービスがJCBグループ内だけですべて揃っているのは嬉しいポイントでしょう。

このように社名だけでなく、会社同士の出資関係を少しだけでも理解しておけば、どこが大手グループで安心して融資を受けられるか判断するための、貴重な手がかりになってくれるのです。

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